東京都武蔵野市吉祥寺 内山歯科医院
皆さん、こんにちは
内山歯科医院の内山です。
今日は、「外した入れ歯の保存(保管)方法」
についてお話させていただきます
入れ歯の素材(レジンと呼ばれる医療用のプラスチック)はもともと乾燥に弱く、口腔内のような湿潤下ではない状態が長期間つづくと、ヒビ割れや破損のリスクが高くなります。外して拭いたあと、そのまま野ざらし状態で置いておく、といった習慣を繰り返していると徐々に材質が劣化してゆきます。
基本的には夜間就寝時に入れ歯を外した場合は、水を入れたコップに浸して湿潤状態を保った環境で保管することが推奨されます。またこの時、TVのコマーシャルで流れている、入れ歯洗浄剤を毎日必ず併用しなければならないのか、と思われる方もいらっしゃいますが、結論から言うと毎日洗浄剤に入れる必要はありません。詳しくは当院の他の記事「入れ歯洗浄剤は毎日使わないといけないのか?」をご参照ください。
お水に浸して保管する前に、十分に汚れを洗い流し、金具などの細かい部分はブラシでよく清掃し、水中保管を心がけてください。
まとめ
「外した入れ歯の保存(保管)方法」
- 入れ歯の素材は乾燥に弱く、外した時に乾燥状態が続くとヒビ割れなどの原因となります。
- 入れ歯は水を入れたコップに浸した、水中保管が基本となります
今回は、「外した入れ歯の保存(保管)方法」
という内容でお話をさせていただきました。
内山歯科医院では、患者様に丁寧な説明と患者様の悩みやご要望を聞きながら、治療を進めている歯科医院です。
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