東京都武蔵野市吉祥寺 内山歯科医院
歯科衛生士 青山
みなさん、こんにちは
内山歯科医院 歯科衛生士の青山です
今日は、「口内炎ができたら」といった内容でお話したいと思います。
こちらは口内炎のお写真になります。
口内炎には
歯茎や舌の裏側にぽつんと白くできるアフタ性口内炎、
うっかり頬や舌や唇を噛んでしまったり、入れ歯が合わなくて歯茎に当たったりしてできる外傷性口内炎、
カビの一種であるカンジダ菌が原因となるカンジダ性口内炎、
小さな水ぶくれが一度に沢山できるヘルペスウィルスの感染が原因でおこるヘルペス口内炎、
この4種類の口内炎が主な口内炎になります。この中でも特に多いのがアフタ性の口内炎です。
アフタ性の口内炎は気づいたらできていた、という方も多く、頻繁に口内炎ができる方もいます。寝不足などの免疫力の低下やビタミンなどの栄養不足、過労やストレスも原因のひとつです。
口内炎は数日〜2週間ほどで治ることがほとんどです。お薬を塗って治りを良くする方法もありますが、原因である、ストレスの排除、免疫力を高める(よく寝る)、栄養を摂る、などで改善が見込めます。
口内炎などの粘膜にできた傷にはビタミンB2が回復の助けになります。しかし、甘いものを沢山摂ると、身体の中で糖分を分解するのに大量のビタミンが使われるため、皮膚や粘膜の回復のためのビタミンが足りず新陳代謝が遅くなります。
口内炎があると喋りにくかったり、食べにくくなったりと何かしら不都合が出やすいため、早めに治したいですね。
ビタミンB2は豚肉や納豆や卵などに含まれています。栄養価の高いものを食べて、食べたら口の中を磨いて清潔にして過ごしましょう。
もしも2週間以上経っても口内炎の大きさに変化がない、あるいは逆に大きくなる、痛みが強くなる、白かった口内炎に赤い色が混じるようなる、といった症状がある場合は歯科や耳鼻咽喉科を必ず受診して診察を受けてください。
治癒しない口内炎は痛みが全くなくても癌の可能性があります。幸い口腔内にできる癌は、ご自身で見つけることが可能で「ちょっと口内炎が治りづらいな〜」という段階で医療機関をすぐに受診して頂ければ(症状を自覚してから一ヶ月以内)早期癌で十分治癒可能です。
まとめ
「口内炎ができたら」
- 口内炎にはアフタ性口内炎・外傷性口内炎・カンジダ性口内炎・ヘルペス口内炎の4種類の口内炎があります。
- 寝不足などの免疫力の低下やビタミンなどの栄養不足、過労やストレスなどもアフタ性口内炎の原因となります。
- 2週間以上経っても治癒しない口内炎がある場合は、痛みがなくても放置せず、歯科や耳鼻咽喉科などの医療機関を必ず受診してください、癌の可能性があるためです。
今回は、「口内炎ができたら」についてお話をさせていただきました。
内山歯科医院では、患者様に丁寧な説明と患者様の悩みやご要望を聞きながら、治療を進めている歯科医院です。
何か困ったことあれば、いつでもご相談ください。
東京都武蔵野市吉祥寺 内山歯科医院
歯科衛生士 青山
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