東京都武蔵野市吉祥寺 内山歯科医院
歯科衛生士 青山
みなさん、こんにちは
内山歯科医院 歯科衛生士の青山です
今日は、「むせやすい、飲み込みにくい。口腔機能低下症について」といった内容でお話したいと思います。
以前に、「口腔機能発達不全症」ということで18歳未満のお子さんのお口の機能が十分に発達していない際のお口や全身への影響についてお話ししました。
今回は「口腔機能低下症」ということで高齢になってお口の機能が徐々に低下していく状態についてお話していきます。
お口の機能には「食べる」「話す」「味わう」「呼吸する」など様々な「生きていくのに必要な機能」がありますね。
「口腔機能低下症」とは、その名の通り、お口の機能が低下している状態の事をいいます。以前よりむせやすくなったとか、最近唾液が出にくくて飲み込みづらいとか、お口のことで不便に感じることはありませんか?
唾液の量が減ったり、舌の筋肉が低下していたり、物を噛みにくくなったり、お口の機能が低下するとどうなるのか。
むせてご飯が食べにくい、肺に食べ物が入ってしまう。すると誤嚥性肺炎を引き起こしたり、免疫の低下から風邪も引きやすくなります。
話しにくい、滑舌が悪くなった、人前で話すのが恥ずかしい。するとコミュニケーションを取って過ごすことが億劫になってしまいます。
呼吸がしにくい。すると大きく息を吸って体を動かすことがしにくくなり、体力の衰えとともに疲れやすくなり、疲れが取れにくくなります。
最近では「フレイル」「オーラルフレイル」という言葉をよく聞くようになりました。
「フレイル」とは、英語でFrailty(フレイルティ)を元にした言葉で、日本語にすると「虚弱」「もろさ」「弱さ」などを意味します。
厚生労働科学研究特別研究によりますと、フレイルとは「加齢とともに、心身の活力(運動機能や認知機能等)が低下し、複数の慢性疾患の併存などの影響もあり、生活機能が障害され、心身の脆弱化が出現した状態であるが、一方で適切な介入・支援により、生活機能の維持向上が可能な状態像」ということです。健康的な状態と日常生活でサポートが必要な介護状態の中間にいることを意味します。
「オーラルフレイル」とはお口のフレイル、お口が弱ってきて、まだ介護サポートは受けていない状態ということですね。
このままオーラルフレイルを放っておくと、近い将来、食事を含む生活の介護が必要になっていきます。
いかがですか?お口の機能は私達がヒトとして生きていくのにとても大切で、お口の機能が低下するというのは生きていくのに様々な困難やトラブルが待ち受けているということです。
オーラルフレイルに当てはまりそう、お口が弱ってきたかもと感じたら、検査をして、口腔機能低下症かどうか確かめてみましょう。口腔機能低下症かも?と思ったら是非相談にいらしてください。機能を改善させるための方法などをお教えいたします。
参考:公益財団法人長寿科学振興財団 健康長寿ネット「フレイルとは」
まとめ
「むせやすい、飲み込みにくい。口腔機能低下症について」
- お口のことで不便に感じることが増えてきたら口腔機能低下症かもしれません。
- 口腔機能低下症になると、誤嚥性肺炎を引き起こしたり、免疫の低下から風邪も引きやすくなります。またコミュニケーションを取って過ごすことが億劫になってしまいます。さらに、体力の衰えとともに疲れやすくなり、疲れが取れにくくなります。
- 「オーラルフレイル」とはお口が弱ってきて、まだ介護サポートは受けていない状態です。
- 「オーラルフレイル」を放っておくと、近い将来、食事を含む生活の介護が必要になっていきます。
今回は、「むせやすい、飲み込みにくい。口腔機能低下症について」についてお話をさせていただきました。
内山歯科医院では、患者様に丁寧な説明と患者様の悩みやご要望を聞きながら、治療を進めている歯科医院です。
何か困ったことあれば、いつでもご相談ください。
東京都武蔵野市吉祥寺 内山歯科医院
歯科衛生士 青山








