東京都武蔵野市吉祥寺 内山歯科医院
院長・医学博士 内山博人
https://uchiyama-dental.net/doctor/
皆さん、こんにちは
吉祥寺の内山歯科医院の内山です。
今日は、患者様からよく質問をうけるのですが、
「夜間の歯の痛み」についてお答えしていきます。
皆さんは、日々の中でこのようなことはあった経験はありますでしょうか。
・夜になったら、歯が痛くなってズキズキしてきた
・歯の痛みから、眠ることができない
・仕事でずっと我慢していけど、夜になって痛みだしてきた
このような経験がある方、、辛いですよね……。
お気持ちすごくわかります。
今日は、その状態になってしまった原因とは何か?
対処法は何か?についてお伝えをしていきますので、
是非参考にしてくださいね。
大きく分けて原因については、3つあります。
一つ目は、「虫歯」が原因です。
眠れないほどのお痛みがある場合は、神経まで症状が進行している可能性があります。痛みが強い場合は迷わず歯科医院で受診し、検査を行いましょう。
2つ目の原因としては、「神経まで到達していた場合」。
これは抜髄(歯の神経をとること)を行った後に、根菅治療(歯の根っこ治療)を行う必要があります。歯の根で膿がたまってしまった場合も同じく痛みがあります。
3つ目は、「親知らずや、歯周病などの原因」から歯の痛みを起こることがあります。また、歯ぎしりなども無意識のうちに寝ている際にしている場合は、夜に痛みがでてくることがあります。
ただ、実はそれだけでなく
・お風呂に入ることやお酒での血流量が増える
・自律神経のバランスが変化
などによって、神経を圧迫して痛みがおきる場合もあります。
なので、
「自分の判断で大丈夫!」と思わず、
なにが要因だったのかを、検査して原因を明らかにすることが大切です。
痛みの対処法としては、
まずは、「痛い部位、箇所を冷やすこと」、「鎮痛剤の服用」を行いましょう。
ただし腫れがある場合に限り冷やすことは厳禁です。
(冷やすと一時的に楽にはなりますが、腫れている周囲の血流が悪くなり後々腫れが引かない原因になってしまいます)
ただの歯痛で冷やす場合は、氷などで冷やすことはせず、冷たいタオルなどで、外側からするようにしてください。
また、薬局などでの鎮痛剤で「歯痛」と書かれているものを選び、応急処置をするのもよいでしょう。
ただし、これはあくまでも応急処置なので、
やはり痛みがある場合、おさまった場合でも、しつかりと原因をつきとめて対処するようにしていくことが大切です。
今回は、夜の歯の痛みについて解説いたしました。
内山歯科医院では、患者様に丁寧な説明と患者様の悩みやご要望を聞きながら、治療を進めている歯科医院です。
何か困ったことあれば、いつでもご相談ください。
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